● 北船場・中之島 / Kitasemba・Nakanoshima ● 街づくり・街ブランド / Area brand making
中之島新線4つの新駅プロデュース
Keihan Station 「Nakanoshima」「Oebashi」「Watanabebashi」「Naniwabashi」
大阪・中之島 (Osaka)
2008年
100 年後のストックをつくる 中之島の粋(エスプリ)
未来への時代を刻印する素材、木をつかった地下駅
■ プロジェクト概要
2008年に開業した中之島線は、京阪本線天満橋駅から分岐し、大阪の文化とビジネスの中心地である中之島に乗り入れる建設延長約2.9km、新設駅4駅の地下鉄道路線。「中之島の粋(エスプリ)」を基本コンセプトに、中之島の特長である自然、文化に愛着を持ちながら豊かで知的にいきいきくらす人々が大切にするスタイルをとっている。 そして4つの新しい駅に木の無垢(ムク)材を用いたのも特長である。古くから日本人に親しまれてきた素材“無垢の木”が技術の進歩により不燃材として使用可能になったことをきっかけに、木を使うことを考えた。1918年に建てられた大阪市中央公会堂のレンガが中之島のイメージとして定着しているのと同じように「中之島といえば“木”である」と、100年後、人々がイメージする。そんな将来のストックをつくるという、スケールの大きいプロジェクトにチャレンジした。本来土木的なプロジェクトである駅の計画をケイオス的な全く違った切り口で行ったものである。
開業
:
2008年10月19日
所在地
:
大阪市北区中之島
区間
:
天満橋―中之島間
建設延長
:
約2.9km(営業キロ3.0km)
新設駅
:
なにわ橋駅、大江橋駅、渡辺橋駅、中之島駅
■ 当社業務内容
4つの新駅のプロデュース
・マーケティング
・コンセプトメイキング
・デザインディレクション
・プロモーション
Point
100年後のストック
時代の刻印する素材の選定
日本の伝統×技術の進歩
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地下駅に無垢の木材を使う
「中之島の粋(エスプリ)」が基本コンセプト
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